レジ袋の有料化など着々と進むプラスチック削減の動きは、学校給食にも広がり始めています。
徳島県上板町にある「毎日牛乳」徳島工場。県内の小中学校や支援学校など計188校に年間900万本の牛乳を供給していて、シェアは約82%を占めます。1日あたり約4万5000本を生産しているということです。
今年4月から新しく採用された牛乳パックは、初めて見ると「え?」と思ってしまうような飲み方をするんです。
(日本酪農協同株式会社・徳島工場 香川富士夫工場長)
「従来ですとストローをさして飲む形式だったんですけれども、いま流れているのは横を開けて“直飲み”していただくタイプとなっております。(Qストローが要らないってことですか?)そうですね」
その名も「ストローレス牛乳」。ストローを使わずに直接口をつけて飲む形になっています。学校給食が始まった4月8日の出荷分から、すべての給食用牛乳をこの紙パックで生産しています。実際に飲んでみると…
ストローとそれを包む袋分のプラスチックの削減につながるというこの取り組み。すでに各地の学校給食で始まっています。去年10月に試験導入した北九州市の小学校では、生徒たちが牛乳を直飲みしていました。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20220412/GE00043359.shtml